動画配信プラットフォームは、企業が対外的に行うブランディングなどの目的だけではなく、テレワークが普及する中で社内の情報共有や、社員教育などのeラーニングを行うために導入する企業も増えています。 動画配信プラットフォームの導入を検討する場合、
いろいろなサービスがあるが、なにをどのように比較すればいいかわからない。費用について具体的に知りたい。セキュリティ対策にはどのような違いがあるのか。
など、サービスによっても違いがあり、自社にあった動画配信プラットフォームを探すのは大変です。 今回はこのような思いを抱いている方向けに、動画配信プラットフォームの比較ポイントと37種のおすすめ動画配信プラットフォームを紹介します。 この記事を読むことで、探す手間をかけずに、自社にぴったりの動画配信プラットフォームを効率的に比較することができます。 なお、本記事では各動画配信プラットフォームの注目度を客観的に判断するため、「動画配信プラットフォーム」で検索し、検索上位11位までの紹介サイト6個を調査し、各動画配信プラットフォームを登場回数順に並べました。ぜひ参考にしてください。
ULIZA/株式会社PLAY
ULIZA/株式会社PLAYBrightcove Video Cloud/Brightcoveクラストリーム/株式会社アイ・ピー・エルJ-Stream Equipmedia/株式会社Jストリームnecfru Media Cloud/株式会社ネクフルP-stream/ pepex株式会社millvi/株式会社エビリーLePMOS/株式会社ヒューマンセントリックスMOOGA/株式会社ワンゴジュウゴギガキャスト/ロゴスウェア株式会社メガDOGA/株式会社カテノイドVimeo/Vimeo, Inc.Wistia/Wistia Inc.ビデオグ/ロジックデザイン株式会社YouTube/Google LLCその他おすすめの動画配信プラットフォーム動画配信プラットフォームの比較ポイント1. 自社の動画配信の目的に合ったサービスがあるか2. 動画が悪用されないためのセキュリティ対策はあるか3. 操作性やサポート体制はどうかまとめ
「動画」に関わる各種サービスの導入から運用までを一気通貫でサポート。社内には動画配信の専門技術に精通したエンジニアが100名以上在籍。顧客要望に沿ったシステムの機能拡張やサービス連携・技術コンサルティング・各種運用代行も可能。
Brightcove Video Cloud/Brightcove
多数の機器・フォーマット・プラットフォームにリーチし、それを利用可能な最速のHTML5動画プレーヤーで実現。解析機能は、視聴者行動やコンテンツの効果について深い洞察を提供。世界中で 24時間365日のサポート体制を敷く。
クラストリーム/株式会社アイ・ピー・エル
約3,000時間の動画が保存できる圧倒的な大容量。2倍の早送り再生でも音声が聞き取りやすい最新技術。オンプレミス版で高いセキュリティ基準にも対応。
J-Stream Equipmedia/株式会社Jストリーム
2,000アカウント以上の導入で培われたノウハウから、常に安定した動画配信を実現。自社保有・運営のコンテンツ配信ネットワークによって安定した動画配信を実現。利用者のスキルに左右されず、Webに不慣れな人でも十分に利用可能な使いやすい管理画面。
necfru Media Cloud/株式会社ネクフル
ランニングコストは尺・容量・配信量のみの明朗会計。動画以外に音声のみの配信も可能。オンデマンド・ライブ・ライブ動画広告配信が可能。
P-stream/ pepex株式会社
月額9,800円から。利用分のみの支払いで、無駄な出費ゼロ。視聴中や視聴後に表示される広告がないので、別の動画への誘導を防ぐことができる。ストリーミング配信を利用することで、視聴者の動画コンテンツダウンロードを防ぎ、簡単には複製できないようにすることが可能。
millvi/株式会社エビリー
さまざまな業種・業界で700社以上の導入実績。システムだけでなく、動画ビジネスを行う上で必要なサービスを提供。自社にノウハウがなくても安心して導入可能。動画ビジネスの成功事例やさまざまな動画サービス情報を、直接説明ならびにブログなどで発信。
LePMOS/株式会社ヒューマンセントリックス
「動画」×「データ」で、学生との出会いを仕組み化する採用プラットフォーム。学習機能によって学習進捗率100%の自社をよく理解したモチベーションの高い学生と出会える。実際の説明会を撮影して参加登録付きのWebセミナーとして配信。少ないリソースで最大限の効果を発揮し、採用効率アップ。
MOOGA/株式会社ワンゴジュウゴ
PC・スマホ・タブレット、どの端末からでもユーザーに最適な視聴体験を提供。視聴ユーザー向けに、動画を閲覧できるページを自動で作成。複数動画を一括アップロード可能。一般的なファイル形式に幅広く対応。
ギガキャスト/ロゴスウェア株式会社
利用者の目的や利用頻度に合わせた5つの料金プラン。販売形式は、サーバーを含めてシステム環境ごと貸すクラウド型販売。パソコンからの閲覧はもちろん、iPhone・iPad・Androidなど幅広いモバイル機器から閲覧が可能。担当者が顧客を訪問し、パソコン・カメラ・マイクの設定を行い、機材やGigaCastの使い方をレクチャーするサービスあり。
メガDOGA/株式会社カテノイド
大容量・低価格、あらゆる端末に向けたトータル動画配信プラットフォーム。ストリーミング配信・SSL通信により、配信される動画の複製を防ぐ。メガDOGAの機能をプログラムから利用できるWeb APIを提供。
Vimeo/Vimeo, Inc.
少しだけHD動画をアップロードしたい、という方にぴったりの無料プラン「Vimeo Basic」あり。週ごとまたは合計の最大使用量まではファイルサイズや再生時間の制限なく利用可能。すべてのプランが返金保証付き。
Wistia/Wistia Inc.
50万件以上のサポート実績。広告なしで、動画やポッドキャストを再生可能。視聴者データを利用し、Facebook・Instagram・Google の広告で、新しい視聴者へのリーチや既存の視聴者のリターゲティングが可能。
ビデオグ/ロジックデザイン株式会社
お手持ちの動画を無期限無料で配信可能。業界初、視聴者数や配信時間を気にせずにライブ配信が可能。国際規格に対応し、多くの動画広告を掲載できる。
YouTube/Google LLC
表現する場所をあらゆる人に提供。誰でも何かを表現して世界中に発信し、コミュニティを共有、形成できる。
その他おすすめの動画配信プラットフォーム
viaPlatz NetAttend Bizlat ストリーミングジャパン Ustream ツイキャス Facebook Twitch SHOWROOM ZAIKO Bizlat on Azure BizLive(ビズライブ) tebiki MediaPack Video Marketing Suite ビジュアモール ムービーライブラリ C-stream PanelDirector for Cloudサービスパッケージ Qumu DOUPA Jストリーム ソーシャルキャスト
動画配信プラットフォームの比較ポイント
ここからは、動画配信プラットフォームを選ぶ際に比較すべきポイントを3つ紹介します。多くの動画配信プラットフォームをすべての面で比較するのは困難です。自社に合うサービスを効率良く選ぶために、次のポイントに着目して比較してみてください。
1. 自社の動画配信の目的に合ったサービスがあるか
まずは、自社の動画配信の目的を明確にし、目的に合ったサービスがあるかどうか確認することが重要です。 企業が動画配信する場合、必ず何かしらの目的があるはずです。例えば、リード獲得が目的の場合、CTAを表示させる機能があるものを選びましょう。 動画コンテンツを商品にしたい場合は、課金システムを持つプラットフォームを選ぶ必要があります。月額課金制で動画配信していきたい場合は月額課金制を導入できるプラットフォームを選びましょう。 他にも、自社の認知を広げるためのプロモーションが目的の場合、多くの人に動画を見てもらうことが大切なので、ユーザー数が多いプラットフォームを選ぶと良いでしょう。ウェビナーなど、リアルタイムでユーザーとコミュニケーションをとりたい場合は、ライブ配信機能やコメント送信機能は必須です。 このように、動画配信の目的によって必要になるサービスは違ってきます。まずは自社の目的を確認し、自社の目的に合うサービスがある動画配信プラットフォームを選定しましょう。
2. 動画が悪用されないためのセキュリティ対策はあるか
動画配信プラットフォームを選ぶ際の2つ目のポイントとなるのが、セキュリティ対策です。 動画配信の目的が自社の認知を広げるためのプロモーションであれば、YouTubeのようなユーザーが簡単に動画が拡散できるようなプラットフォームが適しているでしょう。 しかし、月額課金制での動画配信やクローズドのウェビナーなど、拡散されたくない動画コンテンツを配信する場合にはセキュリティ対策が重要です。通信の暗号化などを行い、アップロードした動画が悪用されないようなセキュリティ対策があるシステムを選びましょう。 そもそも、動画配信プラットフォームには、無料のものと有料のものがあります。両者の大きな違いはコンテンツが保護されるかどうかなどのセキュリティ面です。 YouTubeのような無料の動画配信プラットフォームは、誰でもすぐに利用できるというメリットがある反面、SNSへ拡散や不正なダウンロードが行われる危険性があるなど、セキュリティ面は不十分と言えます。 一方、有料の動画配信プラットフォームは、コンテンツが保護された状態でアップロードされるため、不正ダウンロードの危険性が低くなったり、閲覧するユーザーの把握ができたりするなど高度なセキュリティ対策が可能です。 課金をし閲覧者を限定する動画コンテンツや、社内の情報共有のための動画を配信する際は、セキュリティ対策がしっかりされている有料の動画配信プラットフォームを選ぶことをおすすめします。
3. 操作性やサポート体制はどうか
動画配信プラットフォームを導入する上で、操作性やサポート体制を事前に確認しておくことも重要です。たとえ高度な機能があるシステムだったとしても、専門知識がないと操作できないものであれば活用が難しくなります。 動画配信プラットフォームには一定期間無料で利用できるものもあるため、実際に使用してから導入するという方法もおすすめです。 また、サポート体制がどのくらい充実しているかはプランによっても変わってきます。自社ではどの程度のサポート体制が必要なのか、電話やメールでのフォローは可能なのかなどを確認しておきましょう。
まとめ
この記事では37種類の動画配信プラットフォームを紹介しました。導入を検討する際には、自社に必要なサービスがあるか、セキュリティ対策、操作性・サポート体制について比較することをおすすめします。本記事の情報を参考に、自社にフィットする動画配信プラットフォームを見つけてください。