FacebookやInstagramのSNS向け広告のニーズはますますの高まりを見せていますが、広告配信を始めるにしても基本を押さえなければ配信する事はできません。
この記事の満足度をお聞かせください。 この記事やLISKULへのご感想やご意見、ご要望がございましたらお聞かせください。(自由記述) https://liskul.com/facebook-ads_word-count-75339 送信 この記事では「推奨されるテキストの文字数の上限は?」「画像サイズに決まりはあるの?」といった疑問を整理しました。 ぜひブックマークして、Facebook広告の入稿の際にご活用ください。 5分でわかる!Facebook広告はじめてガイド【無料ebook】
広告フォーマット別の推奨文字数一覧表
Facebook広告の重要な構成要素となるのがテキストです。
広告フォーマット別の推奨文字数一覧表画像広告文字数画像サイズ動画広告文字数動画サイズカルーセル広告文字数、画像・動画サイズコレクション広告文字数、画像・動画サイズクリエイティブ作成時に注意すべきことバナー内のテキスト含有率を20%未満にする公開前にプレビュー画面で確認するメインテキストは3行を超えると省略されるまとめ初心者でも失敗しないためのFacebook広告はじめてガイド【無料eBook】(PR)
フォーマットや配置によって広告表示は異なるため対応・推奨されている文字数が異なります。 公式から公表されているFacebook広告ガイドの推奨されている文字数を以下の表にまとめました。 参考:広告形式の仕様と推奨事項 | Facebook広告ガイド 参考:Facebook広告はじめてガイド!配信に必要な情報や費用を解説 | LISKUL DL | 資料ダウンロードサイト
画像広告
画像広告は、FacebookのニュースフィードやInstagramのストーリーズなどのさまざまな場所に配置する事ができます。配置場所が違う事でテキスト文字数や画像サイズは異なります。
文字数
配置によって推奨とされるテキスト文字数を一覧にしました。FacebookフィードやFacebookインスタント記事などのほとんどの配置では、メインテキスト125文字、見出し40文字以内、説明30文字以内となっています。 Instagramフィードでは「最大ハッシュタグ数:30」と他の配置と異なるため注意が必要ですが、推奨とされるテキストはあまり違いはないです。 参考:広告形式の仕様と推奨事項 | Facebook広告ガイド
画像サイズ
推奨とされる画像サイズは1,080 x 1,080ピクセル以上、ファイルタイプJPGまたはPNGを用意するのが良いです。推奨とされるアスペクト比は配置によっては異なりますが、トリミング等で整えて使用できます。以下の一覧を参考にしてください。 参考:広告形式の仕様と推奨事項 | Facebook広告ガイド
動画広告
動画広告は商品の特徴をわかりやすく動きと音声で紹介することにより最近では最も人気の配信方法になります。 またスライドショーという機能があり、使用することで複数の画像を組み合わせて簡単に動画を作成できるようになっています。
文字数
画像広告と同様にメインテキスト125文字、見出し40文字以内、説明30文字以内がほとんどです。 Facebookインストリーム動画は、説明が「半角20文字を超えるテキストも認められますが、表示が途中で切れる可能性がある」ことを留意してください。
動画サイズ
動画広告は長い動画は好まれない傾向にありユーザーが離脱してしまう可能性が高まることを覚えておいてください。そのうえで要件や推奨項目を満たしていることが良いです。 動画の要件と推奨アスペクト比、最大ファイルサイズを一覧にしてみました。 ※アスペクト比とは縦と横の比率のことです。
カルーセル広告
1つの広告で最大10件の画像や動画を設定することができます。複数の特徴やイメージを伝えたい場合に効果的です。
文字数、画像・動画サイズ
カルーセル広告もテキスト文字数や動画サイズなどの要件はありますが、画像広告や動画広告とほとんど同じです。異なる点は、2~10件の画像や動画を設定する点です。 また、画像広告では説明は30文字以内が推奨されていますが、カルーセル広告では20文字が推奨されています。 半角20文字を超えるテキストも設定できますがデバイスによっては表示が途中で切れる可能性があります。
コレクション広告
ECサイトなどのオンライン上でショッピングにつなげたい場合に効果的な広告です。複数の商品を表示できます。
文字数、画像・動画サイズ
選択できる配置は限定され「Facebookフィード」「Facebookインストリーム動画」「Instagramストーリーズ」「Instagramフィード」です。 選択できる配置は限定されていますが、テキスト文字数や動画サイズ等の要件は、画像広告や動画広告とほとんど同じです。 異なる点としてはテキストの説明文が不要になっています。
クリエイティブ作成時に注意すべきこと
ここまで各フォーマット別の文字数・画像サイズ・動画サイズのルールをご紹介しました。 本章では、それらをふまえて実際にクリエイティブを作成する場合に、注意すべき事項について解説します。
バナー内のテキスト含有率を20%未満にする
Facebook広告では、以前に「20%ルール」が存在していて画像内のテキスト量は20%以下に抑える必要がありました。画像内のテキスト量が20%以上だった場合には審査におちてしまうため入稿前にツールで確認する必要がありました。 2021年5月現在では「20%ルール」は廃止され、画像内のテキスト量で審査に落ちることはありません。 ただ、Facebook広告のヘルプページでは、「画像内のテキストを20%未満に抑えるとパフォーマンスが高くなることがわかっている」との記述があり今後も画像内のテキストは20%未満が推奨です。 参考:広告画像のテキストについて|Facebook広告 ビジネスヘルプセンター
公開前にプレビュー画面で確認する
Facebook広告のパフォーマンスを上げるために配信前には必ずプレビューで確認してみることをおすすめします。 推奨どおりに設定してみたが意外とイメージしていた広告表示と違うといったことがよくあるためです。 プレビューは、広告マネージャーの広告セットで簡単に確認ができます。 広告マネージャーのプレビュー画面
メインテキストは3行を超えると省略される
メインテキストの文字数は半角125文字以内が推奨されていますが行数は注意する必要があります。 メインテキストの行数が3行を超えると「・・・もっと見る」をタップしないと表示がされません。 そのため、アピールしたい内容を前部分にもってきたり、伝えたいことを完結にまとめることが必要です。 省略された表示例
まとめ
Facebook広告のクリエイティブ作成時に確認したいテキスト文字数や画像・動画サイズ等をまとめました。 「推奨されるテキストの文字数の上限は?」「画像サイズに決まりはあるの?」といった疑問は解決されましたでしょうか。 Facebook広告のクリエイティブ広告を作成する際には、推奨されているテキストの文字数上限や画像サイズの基本的なことを抑えるのは重要です。 しかし、推奨とされる事項だけに気を使いすぎると本当にアピールしたいことがユーザーに伝わっていない・伝わりにくいことはよくあります。 最も重要なのは、パフォーマンスを向上させるためにテキスト内容を工夫したり画像や動画を効果的に使うことだと思います。 ユーザーへどう見えていてどのように伝わっているかを常に心がけてみてください。 【無料E-book】Facebook広告の運用教本(BtoB向け)
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