結論から申し上げますと、メール広告は運用型広告で代替が可能です。 ただし具体的な媒体・メニューは、広告主がメール広告に期待する要素によって変わるので、それに応じて調整しながら提案する必要があります。 本記事では、メール広告がなぜ運用型広告で代替可能なのか、その理由を3つのポイントから解説します。 提案時に活用していただける内容になっていますので、是非参考にしてください。

執筆者

酒巻 塁(さかまき るい)@sakamakirui0131 SO Technologies株式会社 LISKUL五代目編集長 広告運用者⇒広告レポートツール『ATOM』カスタマーサクセス⇒LISKUL編集部。 「日本のすみずみまでWebマーケティングの力を」モットーに日々活動しています。(執筆記事一覧 )

メール広告は運用型広告で代替可能

メール広告とは、その名の通り各媒体上にメール形式で送られる広告のことです。

執筆者メール広告は運用型広告で代替可能理由1.ターゲティング|配信対象のセグメントを絞れる理由2.プッシュ力|ユーザーの日常生活動線上で強制的に接点を取りに行ける理由3.即効性|配信日中心に短期間に大量のサイト誘導が可能参考:Google広告ならGmail広告が可能メール広告を実施したいならメディアレップや二次請け先に相談するまとめ【PR】【広告会社向け】ネット広告の総合支援サービス「AG-Boost」

メール広告は、分解すると大きく以下の3つの要素に分けられます。 これらを同時に満たすことができるのがメール広告です。 しかし、運用型広告でもこれらの要素を満たすことは可能です。 つまり、メール広告は運用型広告で代替可能ということです。 それぞれ詳しく解説します。

理由1.ターゲティング|配信対象のセグメントを絞れる

メール広告では、配信するメディアの読者属性によって、広告を届けたいユーザーのセグメントを絞ります。 たとえば、LISKULのメルマガでは、WebマーケティングやBtoBビジネスに関心の高い人にメールを送ることができます。 このようなユーザーの絞り込みは、運用型広告のターゲティングによっても代替が可能です。 各媒体が保有している質の高いユーザー情報をもとに、狙ったユーザーに絞って広告配信が可能です。 また運用型広告では、配信するサイトを指定することができます。 配信したいサイトを直接指定することもできますし、サイトのトピックを指定してざっくりどういうサイトに配信するかの指定も可能です。 このように、どういうユーザー・どういうメディアのユーザーを指定できるのが運用型広告です。

理由2.プッシュ力|ユーザーの日常生活動線上で強制的に接点を取りに行ける

メール広告の第二の特徴として、ユーザーが日常的に使うメールに広告を配信することで、強制的に接点を持つことができる「プッシュ力」があります。 運用型広告の場合は、ディスプレイ広告やYouTube広告などの動画広告が同様の特徴を有しています。 例えば、多くの人々の生活の一部になっているYouTube上に流すYouTube広告は、ユーザーの日常生活動線上に流れる広告という点で、メール広告と同様のプッシュ力があると言えます。 特にスキップ不可の広告は、強制的に見させるためプッシュ力が強いメニューです。 また日常生活の動線上という点では、SNS広告やディスプレイ広告も有効です。 特にプレゼントキャンペーンを使うと、一気に多くのユーザーに興味を持ってクリックしてもらうことが可能です。 その際は、プレゼントは自社商品とつながる、かつ一般受けするものにすると良いでしょう。

理由3.即効性|配信日中心に短期間に大量のサイト誘導が可能

メール広告の第三の特徴として、配信したその日に一定数のユーザーをサイトに誘導することができるという「即効性」があります。 こちらも運用型広告なら、短期間に大量のサイト誘導が可能なので、一定代替可能であるといえます。 ただし注意点としては、短期間に大量のユーザーをサイト誘導させるためには、ある程度ターゲティングを広げる必要はあります。 また期間が短ければ短いほど、クリック単価は高くなる傾向にあることにも留意しましょう。

参考:Google広告ならGmail広告が可能

Google広告を活用すれば、最も多く使われているメールソフトであるGmail上に、メール広告を出稿することが可能です。 ファインドキャンペーンというメニューを活用することで、Gmailを含む様々な面に広告を配信できます。 Googleが保有するユーザー情報をもとに、より適切なタイミングで関連性が高い有益な広告を表示できます。 参考:ファインド キャンペーンについて|Google広告ヘルプ

メール広告を実施したいならメディアレップや二次請け先に相談する

前章では、メール広告の特徴として「ターゲティング・プッシュ力・即効性」の3つがあること、またこれらは運用型広告にも備わっているので代替が可能であるとお伝えしました。 ただし、この3つを高いレベルで同時に実現するなら、やはりメール広告は有効な手段です。 メール広告を新たに実施したい場合は、メール広告を取り扱っているメディアレップや二次請け先に相談すると良いでしょう。 メール広告の媒体は数多くありますが、主要な媒体であれば取扱いしていることが多いです。 参考:メディアレップとは?仕組みや広告代理店との役割の違いを解説します

まとめ

メール広告には「ターゲティング・プッシュ力・即効性」の3つの特徴があります。 これらは運用型広告にも同様の特徴があるため、メール広告を代替することが可能です。 もしメール広告を相談されたが取り扱いがない場合は、上記の観点をもとに運用型広告の代替提案をするのも一つの手でしょう。 もし自社に取り扱いがなくて実施したい場合には、メディアレップなどの二次請け先に相談すると良いでしょう。

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