雑誌広告掲載料金について調べてみたけれど、それぞれの出版社や雑誌ごとに広告出稿費はさまざまで、どうやって選べばいいのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。 本記事では、雑誌広告を出稿する際の各種料金相場、コストをうまく抑えるポイントなど、雑誌広告の活用未経験者に必須の知識を網羅的に解説しています。 本記事を読むことで、雑誌広告の料金相場が分かり、どうやって料金を抑えれば良いのかが分かります。 雑誌広告の集客効果を高めるInstagram広告との組み合わせ方
雑誌広告の料金相場
雑誌広告の料金相場について、「ジャンル別」と「掲載場所別」の料金相場を解説します。
雑誌広告の料金相場ジャンル別の料金相場掲載場所別の料金相場雑誌広告の料金の変動要素雑誌広告の料金の内訳媒体費(掲載費)原稿制作費雑誌広告の料金の調べ方各出版社に直接問い合わせる広告代理店に問い合わせる各社の雑誌広告出稿料金を検索できるプラットフォームを利用する雑誌広告の料金の抑え方出稿回数を増やす出版社・広告代理店と交渉する雑誌広告の出稿方法出版社に直接問い合わせる広告代理店に依頼するまとめ
ジャンル別の料金相場
以下はジャンル別の雑誌広告出稿における料金相場です。 *広告スペースはいずれも4c1p(4色カラー1ページ) 参考:雑誌広告|広告ダイレクト 一般的に発行部数の多い雑誌ほど広告出稿料金が高くなる傾向があります。 逆に、ニッチな分野の雑誌ほど発行部数が少ない傾向があるため、比較的安く広告出稿できる可能性が高いです。 ニッチな分野ほどコアなファンが購読している可能性が高いため、雑誌と広告の相性次第では高い集客効果が見込めるでしょう。
掲載場所別の料金相場
以下の表は、印刷証明付き発行部数(集計期間2017/7-2017/9)上位5誌に広告出稿した際の料金目安になります。 掲載面の意味は次章で解説します。 参考:週刊文春 広告料金など媒体概要|san-an 週刊現代の媒体データ|san-an 週刊新潮の媒体データ|san-an 週刊ポストの媒体データ|san-an 週刊プレイボーイの媒体データ|san-an 印刷証明付部数|日本雑誌協会 実際に広告出稿する際は、契約条件等によって料金が割引される可能性もあるので、雑誌広告出稿媒体の選定の際は、直接各社に問い合わせしてみるといいでしょう。
雑誌広告の料金の変動要素
雑誌広告の出稿料金は主に以下の要素によって変動します。
色数(モノクロ・カラー:4色・2色など):色数が増えるほど高額になる広告のサイズ:広告サイズが大きくなるほど高額になる掲載面:視認性が高く、人気の掲載面ほど高額になる
以下の表は雑誌広告の掲載面をまとめたものです。 参考:広告スペースの種類|HRKS
雑誌広告の料金の内訳
雑誌広告を出稿する際に掛かる料金は、以下の2つの内訳で構成されます。
媒体費(掲載費)原稿制作費
媒体費(掲載費)
媒体費(掲載費)は雑誌に広告を掲載するための費用です。 媒体費には基本的に広告制作料金は含まれていません。 前述の通り、発行部数が多い雑誌ほど掲載費が高額になる傾向があります。 また発行部数が同程度でも、それぞれの雑誌ごとに料金体系(配色・サイズ・掲載面ごとの料金)が異なる場合が多いため、実際の掲載費は直接媒体社に問い合わせるといいでしょう。
原稿制作費
原稿制作費は広告のデザインを作成するための費用です。 料金体系は各社でさまざまなケースが多々ありますが、基本的な目安として掲載料金の25〜40%の範囲が一般的です。 その他にも、一流のコピーライターに原稿制作を依頼するなどの場合は、より高額になるケースが考えられます。 昨今では原稿制作費を軽減するために、Adobe Photoshopなどのツールを使用してデザイン制作を内製化しているケースも多くなってきています。 素材からデザインの見本などを自社で用意できれば、制作会社の作業負担が減るため、その分制作費は安くなるでしょう。
雑誌広告の料金の調べ方
雑誌広告の掲載料金を調べる方法は主に以下があげられます。
各出版社に直接問い合わせる広告代理店に問い合わせる各社の雑誌広告出稿料金を検索できるプラットフォームを利用する
各出版社に直接問い合わせる
各出版社のホームページに記載の電話番号やお問い合わせホーム、雑誌に記載の連絡先から直接連絡することができます。 広告枠の空き具合や広告出稿した際の割引目安など、直接問い合わせることでホームページには記載されてない貴重な情報を教えてもらえるかもしれません。
広告代理店に問い合わせる
雑誌広告をメインに取り扱っている広告代理店に資料請求などを依頼する方法もあります。 「雑誌広告 広告代理店」などのキーワードで検索すれば、雑誌広告をメインに取り扱っている広告代理店が検索結果にヒットしますので、自社に最適な広告代理店を探してみるといいでしょう。
各社の雑誌広告出稿料金を検索できるプラットフォームを利用する
各雑誌それぞれに広告出稿をした際の、大まかな料金目安を調べることができる総合プラットフォームがあります。 「雑誌広告料金比較 検索サイト」などのキーワードで検索すると、広告出稿したい雑誌の広告掲載費を簡単に調べることができるサイトが複数ヒットします。 例えば以下のサイトなどがありますので目的に応じて使ってみるといいでしょう。 参考:雑誌広告ドットコム BIZPA
雑誌広告の料金の抑え方
雑誌広告の掲載費を抑える方法は主に以下があげられます。
出稿回数を増やす出版社・広告代理店と交渉する
出稿回数を増やす
他のマス広告媒体にも言えることですが、広告出稿回数が多くなればなるほど一回当たりの広告出稿費の割引率は高くなる傾向があります。 事前に広告出稿回数がある程度決まっている場合は、初回契約時におおよその広告出稿回数を伝えて広告出稿料金が安くならないか交渉してみるといいでしょう。
出版社・広告代理店と交渉する
出版社や広告代理店と交渉することで、料金を抑えられる可能性があります。 出版社のホームページや資料に記載されている広告出稿費はあくまで表示価格です。 そのため、時期やタイミング、契約条件によって実際の広告出稿費は表示価格から10〜50%程度割引してもらえるケースがあります。 雑誌広告の出稿を検討しているのであれば、出版社や広告代理店に広告出稿費について交渉してみると柔軟に対応してもらえるかもしれません。
雑誌広告の出稿方法
雑誌広告の出稿方法は主に以下があげられます。
出版社に直接問い合わせる広告代理店に依頼する
出版社に直接問い合わせる
雑誌広告料金の調べ方と同様に、出版社のホームページなどから直接問い合わせるといった方法があります。 広告代理店を仲介させないため、仲介手数料的な側面の料金が抑えられる可能性があります。 自社に雑誌広告の知見があるようなら積極的に直接出版社とやり取りするといいでしょう。
広告代理店に依頼する
雑誌広告の知見が豊富な広告代理店に相談して、雑誌の媒体選定から広告デザイン作成、広告出稿までの一連作業を代行してもらう方法もあります。 雑誌広告をはじめて行う場合など、自社内に知見がないようであれば、直接出版社とやり取りする難易度は高くなります。 広告出稿をスムーズに行うためにも、最初のうちは知見豊富な広告代理店に相談しながら進め、諸々の知識を吸収しながら進めてみるといいでしょう。
まとめ
雑誌広告の料金相場は、大まかには30万円~400万円程度となります。 料金は雑誌ごとにさまざまで、ジャンルや発行部数、掲載条件によっても大きく変動します。 また、雑誌広告を出稿するには以下の料金がかかります。
媒体費(掲載費)原稿制作費
雑誌広告の料金は以下の方法で調べることができます。
各出版社に直接問い合わせる広告代理店に問い合わせる
各社の雑誌広告出稿料金を検索できるプラットフォームを利用する 雑誌広告の料金を抑える方法には以下があります。
出稿回数を増やす出版社・広告代理店と交渉する
雑誌に広告を掲載する方法は以下のとおりです。
出版社に直接問い合わせる広告代理店に依頼する
雑誌広告の料金は上記であげた要素が複雑に絡み合って大きく変動する傾向が強いので、本記事で解説した基本事項をしっかり理解した上で、出版社や広告代理店と打ち合わせするようにするといいでしょう。 本記事を参考に、自社の状況にあわせた最適な方法を検討してみてください。 また、Web広告と連動させることで雑誌広告の集客効果を高めることが可能です。詳しくはマス広告・ネット広告の併用提案メソッドで解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。