「PRODUCT (RED)」とは、収益の一部を世界エイズ・結核・マラリア対策基金に寄付する商品の共通ブランドでコカ・コーラやスターバックス、ナイキ、コンバースなど世界中の様々な企業がPRODUCT (RED)の製品を販売しています。Appleも2006年に(RED)のパートナーとなって以来、iPodやApple Watchのバンド、iPadケースなど様々な製品を発売しこれまでに1億6000万ドル以上の寄付を実施。そして10年以上のパートナーシップを記念して2017年に初めてPRODUCT (RED)のiPhoneが登場しました。 素晴らしいのはブランドのコンセプトだけではありません。ローズゴールド以来の新色となる鮮やかなレッドのiPhoneは発表後すぐに話題になり高い評価を集めました。さらに今年の(PRODUCT) REDは鮮やかな「レッド × ガラスパネル × スタイリッシュなブラックのベゼルの組み合わせ」によって前年を大きく上回る評価を獲得。 今回はiPhone史上最も美しいレッドカラーのiPhone 8 / 8 Plus (PRODUCT) RED Special Editionをレビューします。 iPhone 12も!他社からのりかえで22,000円割引 月額基本料金が3カ月無料! iPhone 14シリーズ 予約受付中! SIMのみ乗り換えで最大13,000円相当キャッシュバック! 通話かけ放題 最大1年間割引! レッドや赤と言ってもピンク系・オレンジ系・パープル系・ブラウン系など様々ですが今年の(PRODUCT)REDはシンプルなレッド。日本語で言えば真紅、真っ赤です。エッジがわずかに湾曲したガラスパネルの艶やかさと、付着した指紋も吹き飛ばすほど鮮やかなレッドの相性が抜群。 通常のカラーは「iPhone」と刻印されているだけなのに対して「iPhone (PRODUCT)RED」と刻印されています。ごちゃごちゃと刻印されたロゴは嫌われる傾向にありますが特別なロゴにはプレミア感がありむしろ好印象。Appleロゴと同じシルバーカラーでほどよい抜け感が出ています。 昨年発売されたiPhone 7 / 7 Plus (PRODUCT)REDではディスプレイ周りのフチ、いわゆるベゼルがホワイトカラーに仕上げられていました。鮮やかなレッドとスッキリしたホワイトのカラーリングも決して悪くはないものの「なぜブラックにしなかったんだ!」という声も多くTwitterに投稿された(PRODUCT)RED×ブラックベゼルのコンセプトイメージは大きな話題に。 Appleもこの声に耳を傾けたのか元々決まっていたのかはわかりませんが今年はブラックのベゼルで登場。ディープなブラックが鮮やかなレッドを引き立て、よりスタイリッシュな仕上がりに。黒と赤のコントラストはiPhone史上最高です。また、ホワイトベゼルは普段iPhoneをオフにしている時にかっこ悪く映ってしまいますがブラックベゼルは見栄えさえします。 ブラックベゼルによってLightning端子内部のカラーもホワイトからブラックに変化。SIMカードのトレイもレッドに統一されるなど細部にもAppleらしいこだわりが行き届いています。 以下の比較写真は1枚目がiPhone 8 / 8 Plus (PRODUCT)RED、2枚目がiPhone 7 / 7 Plus (PRODUCT)REDとなっています。 iPhone 8 / 8 Plusではワイヤレス充電をサポートするためにバックパネルの素材がアルミからガラスに変更。艶やかなガラス越しに見る鮮やかなレッドとボディを横断していたアンテナの廃止によって前モデルよりも圧倒的に美しい仕上がりになっています。 鮮やかなレッドを引き立てるブラックベゼルと明るい印象を与えるホワイトベゼル。手にとって比べてみるとしっくりくるのはブラックベゼル。膨張色のホワイトよりもすっきりとした印象も与えてくれます。 通常、ホームボタンを囲うリングの色はボディカラーに合わせた色になりますが昨年の(PRODUCT)REDはシルバーを採用。統一感がなくAppleらしくないカラーリングでしたが今年はブラックに統一されています。 では、iPhone 8 / 8 Plus (PRODUCT)RED Special Editionは買いなのか。レッドカラーが気になるということ前提にした判断基準が3つあります。 1つめは「指紋認証」。今年発売される新型iPhoneはすべて顔認証「Face ID」に対応すると多方面から報じられています。そうなれば、おそらくiPhone 8 / 8 Plusが最後の指紋認証「Touch ID」対応モデルになるはずです。指紋認証でなければ困るという人は買いでしょう。 2つめは「限定販売」。昨年発売されたiPhone 7 / 7 Plus (PRODUCT) RED Special EditionはiPhone 8 / 8 Plusの発表と共に販売終了になりました。つまり、今年も(PRODUCT) RED Special Editionは期間限定の販売である可能性があること。キャリア版はApple公式サイトで販売が終了した後も少しの間だけ継続して販売していましたが、在庫が切れた時点で販売終了になる可能性が高く、終了時期を予想することはできません。いずれにしろ販売期間は残り数ヶ月なので購入を検討している人は早めに決断しましょう。 最後の3つめは「販売価格」。Appleは2年連続で新型iPhoneの発売日から半年後に(PRODUCT) RED Special Editionを発売しています。キャリアから発売されるスマートフォンは半年も経てば割引サービスを増額するので安くiPhoneを購入できます。今後も安くiPhoneを購入したいというのであれば安くなった時期に発売される(PRODUCT) RED Special Editionを購入するという買い方もありでしょう。安さに加えて新色なので「いまさら」「古い」というネガティブイメージもなく買いやすいはずです。