インスタ広告初心者の方は、このストーリーズ広告について、その効果やメリットまで理解できていない方も多いのではないでしょうか。 ストーリーズ広告はストーリーズの投稿の1つとして見せることができる広告で、ユーザーから広告だと認識されづらいのが特徴です。ユーザー側もスワイプするだけでスキップできるので、広告に対する不快感を与えづらく、ブランドイメージを損なわずに広告を打ち出せます。 本記事ではインスタ広告におけるストーリーズ広告について解説したうえで、出稿の手順から成果を挙げるコツまで説明していきます。 この記事を読むことでストーリーズ広告が自社の課題解決につながる手法なのかの判断ができるようになり、憂いなく広告を出稿できるようになります。 記事で紹介しているノウハウも含め、インスタを使った集客の方法を50ページフルカラーでまとめたものも無料で配布しています。成功事例も載っていますので、併せてご覧ください。 【無料Ebook】代理店のためのInstagram広告提案ガイド
Instagramのストーリーズ広告とは Instagram(インスタ)のストーリーズ広告とは、フィードとは異なり、24時間以内に投稿が消え、その手軽さや気軽さから人気を集めているストーリーズを活用した広告です。
Instagramのストーリーズ広告とはストーリーズ広告のメリット成功事例からわかる、ストーリーズ広告向きのサービス/事業者Instagramのストーリーズ広告の費用最低1日100円から出稿が可能広告の課金方式は4種類本格的に攻略するならFacebook広告全体で100万程度の予算を確保するInstagramのストーリーズ広告の出稿のステップFacebookの広告マネージャーを開いて「+ 作成」を選ぶマーケティングの目標に合う目的を選び、キャンペーン詳細を入力広告セットの設定で「自動配置」を選ぶ広告の配信先を設定広告の配置ごとにクリエイティブを設定ストーリーズ広告の画像サイズと審査規定を確認Instagramのストーリーズ広告で成果を挙げるコツストーリーズに特化した動画を撮影する0.2秒でユーザーを引き付ける工夫を施すコピーやテキストを使ってストレートなクリエイティブを作るまとめ
全画面にて画像だけではなく動画も投稿でき、多くのユーザーがストーリーズを利用しています。ここでは、ストーリーズ広告のメリットや成功事例を紹介します。
ストーリーズ広告のメリット インスタのストーリーズ広告は、大きな画面に広告を表示できるだけではなく、広告感を薄められ、他サイトに誘導することも可能です。各メリットの詳細を見ていきましょう。
大画面での広告表示 ストーリーズ広告は、フィード広告と比較した場合、大画面で広告表示できる設計です。ユーザーに興味を持ってもらうためには広告の情報量がキーとなっており、大きな画面を使えるストーリーズ広告であれば、動画と画像を組み合わせるなど、さまざまな表現を実現できるでしょう。
広告感がそれほどない ストーリーズはユーザーの投稿が自然に切り替わるため、違和感なく広告を表示できることも大きなメリットです。広告らしい広告はスキップされる傾向にあり、成果を上げられない可能性があるでしょう。 ストーリーズ広告であれば、自然な流れで広告がユーザーに届き、広告として認識されにくく、高い効果を期待できます。
LPなどに誘導できる 大画面で表示でき、広告感を薄められながら、LPやECサイトに直接誘導できることもストーリーズ広告の特長です。 広告感を意識させない広告だからこそ、自然とユーザーに興味を持ってもらえます。もともとインスタだけに滞在させない設計になっており、自社サイトへの誘導も容易です。
ユーザーの使用感を阻害しない ストーリーズ広告は、右から左にスワイプしてストーリーズ広告をスキップすることが可能なので、広告に興味のない方に悪い印象を与えない設計になっています。 「何分間も広告が表示されている」「ずっと広告を見なければならない」といった従来の広告とは異なり、ユーザビリティを阻害しづらく、ネガティブな印象も与えにくいでしょう。
成功事例からわかる、ストーリーズ広告向きのサービス/事業者 ストーリーズ広告を取り入れることによって、ブランドイメージアップや商品の認知度向上につながった会社はたくさんあります。ここでは、2つの成功事例を紹介します。
ブランドイメージを向上させた「日本航空」 ブランドイメージ向上と搭乗者数増加を目的に、日本航空は、ラグビーの世界的なイベント開催に合わせ、日本代表を応援するストーリーズ広告を展開しました。 ラグビーの情報を伝えるためにアスリートを起用したユーモア満載の動画を制作し、さらに日本航空の広告であることがわかるように画面にロゴを表示し、1,000万人以上のユーザーにリーチすることに成功しました。 この例でいえば、カジュアルな投稿を楽しむユーザーが多いストーリーズに広告を載せることで、自社やブランドの好感度を上げられたケースといえるでしょう。 ストーリーズ広告は、「ブランドイメージをアップさせたい」「好感度向上に努めている」という会社におすすめです。
若者をターゲットに新商品を広めた「FURLA」 イタリアのファッションブランドである「FURLA」は、日本の若者に向けて、ブランドの商品を身に付けている人の日常をストーリーズで流し、新作コレクションのアピールに成功しました。 そして、広告からブランドのサイトに飛べるようになっており、そのまま購買につなげられるようにもなっています。 こうした事例のように、ストーリーズ広告を利用することで新商品の紹介や自社サイトへの誘導も可能となります。 「新しい商品を知ってほしい」「新商品を買ってもらいたい」という企業にストーリーズ広告は向いている手法です。
Instagramのストーリーズ広告の費用 インスタの広告は低価格で利用でき、費用の設定には複数の種類があります。この章では、Instagramのストーリーズ広告の費用について紹介します。
最低1日100円から出稿が可能 インスタの広告は、1日107円という低価格から出稿できます。また、予算や配信期間などを自由に設定できるため、設定金額以上に料金を支払う必要がないことも特長です。 だからこそ、広告に十分な予算をかけられる大手企業だけではなく、個人事業主や中小企業、短期間のみの利用にもおすすめです。
広告の課金方式は4種類 インスタの広告では、以下のような4つの設定・課金方法があります。
CPM設定CPC設定CPI設定CPV設定
それぞれのメリットやおすすめの事業者などを紹介します。
CPM設定 CPM(Cost Per Mille)は、広告配信数が1,000回を超えるごとに課金される設定方法で、その他の方法よりも低予算で始められるメリットがあります。また常に一定料金だからこそ、手軽に予算管理できることもメリットです。 しかし、商品購入やリンクへのクリックなどにつながっているのか把握しづらく、費用対効果が見えづらいというデメリットもあります。 CDMは、たくさんの人に広告を見てもらうことで認知度アップを目指している事業者や、新たに発売する商品を広く告知したい会社におすすめです。
CPC設定 CPC(Cost Per Click)は、広告が表示されるだけでは課金されず、広告がクリックされることで費用が発生する設定方法です。 費用対効果は計測しやすいものの、誤クリックなど、想定以上にクリックされることで費用が増えてしまい、予算よりも費用が高くなるデメリットもあります。 CPC設定のおすすめ事業者は、商品購入や自社サイトへの誘導を目的としている会社、アプリダウンロードページに誘導したい会社などです。
CPI設定 CPI(Cost Per Install)設定は、広告に出稿したアプリが1回インストールされるたびに課金される仕組みで、予算管理がしやすく、コストパフォーマンスも高いというメリットがあります。 一方、アプリがインストールされるごとに課金される仕組みであり、アプリとは無関係の業者には活用できないデメリットもあります。 CPIは、開発したばかりのアプリのインストールを目的としているキャンペーンを考えている事業者であれば、積極的に活用できるでしょう。
CPV設定 CPV(Cost Per View)設定は、動画の再生時間に応じて料金が発生する方法で、しっかりと情報を伝えられるメリットがあります。 一方、魅力的な動画を作成しなければスキップされてしまうデメリットがあるため、すぐにスキップされないようにユーザーを惹きつける動画作成を目指すことが大切です。また、質の低い動画は企業のイメージダウンにもつながりかねません。 こうした特徴があるからこそCPV設定は、画像よりも動画によって魅力的に伝えられるような商材・サービスを展開している事業者におすすめです。...