データに余裕を持たせたい人はギガホプランの契約や、通信上限のないWiFiの契約を検討しましょう。 今回は、ドコモのスピードモードのサービス内容、自分が現在申し込んでいるか確認する方法、申し込み・解約方法を解説します。 iPhone 14シリーズ 最大22,000円割引! 機種割引もおトク! 追加される容量の上限は、1GB~10GBあるいは無制限まで、あらかじめ設定できます。 たとえば、上記はギガライトプランを契約中で、スピードモード(2GB)を設定している画像です。 ギガライトでは、月間のデータ通信量が7GBを超えると、当月末まで送受信最大128kbpsに速度制限されます。そこで、スピードモード(2GB)を設定しておくと、7GBから9GBまでの間も速度制限を受けず、普段どおりの高速な通信を楽しむことが可能です。 ただし、9GBを超えると、速度制限がかかります。 スピードモードの利用料金は、追加したデータ量1GBごとに1,100円です。たとえば上限を2GBに設定していても、1GBしかデータ量が追加されなければ1,100円しかかかりません。 しかし、追加購入データ量が2GBになると2,200円、5GBなら5,500円と、利用するほど高額になります。 スピードモード移行時には、メールで通知されます。また、データ量到達通知サービスに申し込んでいると、データ上限に到達する前にもメール通知を受け取り可能です。
スピードモードで余った容量は翌月まで繰り越せる スピードモードで追加したけど当月内に利用しなかった容量は、翌月末まで利用可能です。 たとえば、ギガライトを契約している状況で、今月スピードモードで2GBを追加し、1.3GB(累計8.3GB)まで使用したとします。すると、来月は残りの0.7GBが通常のデータ通信量上限に追加されます。通常の7GBプラス0.7GBで、7.7GBまでは速度制限を受けません。 なお、スピードモードは、申し出がなければ毎月追加されます。7.7GBを超えると、また1GBずつ容量上限が追加されていき、料金が1,000円ずつ料金を請求されるのです。
dポイントの充当も可能 スピードモードの利用料金は、dポイントから充当できます。dポイントクラブのサイトから、申し込み手続きが行えます。 「今月に限ってデータ通信上限に到達してしまった」「月末まで速度制限を受けたままでは仕事に差し障りがある」というような状況であれば、まずはdポイントで支払えないか検討してみましょう。
1GB追加オプションとの違いは「自動」か「手動」かのみ ドコモのスピードモードとよく似たサービスとして、「1GB追加オプション」があります。これは、データ通信上限に到達してしまったあとに、利用可能な通信容量をいつでも1GB追加できるオプションです。 料金は、追加容量1GBにつき1,100円で、スピードモードとの差はありません。 スピードモードと1GB追加オプションの差は、容量追加が自動か手動かという点のみです。好きなタイミングで容量を追加できるのが1GB追加オプションで、自分で手続きをしなくても容量を追加できるのがスピードモードです。 利用する場合には、ご自身に適した方を選択してください。 たとえば、同じドコモが提供しているギガホプランでは、月に30GBまで利用可能で5,478円の料金となっています。単純計算で、1GBで183円なので、スピードモードとはまったく比較にならない安さです。 しかし、シェアパックの利用料は、30GBで16,500円なので1GBは550円となり、スピードプランの半額です。 すでに新規申し込みは終了しましたが、パケットパック・シェアパックと呼ばれる家族でパケットを分けあえるサービスを利用している人もいるでしょう。 代表回線が料金を多く支払ったり、シェアパック分割請求オプションを利用して家族間で均等割りにしたり、支払い方法や利用シチュエーションが多彩で人気のサービスでしたが、データ量に対して料金が高いという声もありました。 しかし、シェアパックの利用料は、30GBで15,000円なので1GBは500円となり、スピードプランの半額です。 このように、スピードモードは割高な設定となっていますので、緊急性を伴う場合など、利用するべき人は限られています。 ギガホを契約していてスピードモードを利用すると方は、すでにギガホの上限である30GB以上のデータ通信を行っていることになります。それほどの大容量を利用しているユーザーにとって、1,100円で1GB追加をしても、満足するのは難しいでしょう。 また、ギガホの場合は、速度制限を受けても最大1Mbpsで通信可能です。ギガライトの最大128kbpsとは違い、ストレスがたまるほどの速度ではありません。 ギガライトを利用している場合、データ通信5GBまでは2GBにつき1,000円ずつ高くなっていき、5GB以上になるとギガホよりも利用料金が高額になります。 ギガライトで上限を超える場合は、スピードモードで通信可能容量を増やすよりも、ギガホプランへ契約を変更したほうが安くなるのでオススメです。 このように、スピードモードをオススメできる状況というのはほとんどありませんが、あえてスピードモードを利用すべき人がいるとすれば、以下の2パターンでしょう。
手動でデータ追加をする手間を省きたい人 通信容量制限にかかるたびに、手動で使用可能容量を追加購入する手間を省きたい、という方はスピードモードの利用が向いているでしょう。 スピードモードは、1GB追加オプションと違い、一度設定しておけば手続きをすることもなく自動で容量が追加されます。利用停止の手続きを行わない限り、翌月以降も特別な設定なく利用可能ですから、手間を省くことができますね。
追加料金をあまり気にしない人 ビジネスユーザーなど、追加料金がいくらになってもあまり気にしない、という方はスピードモードでも問題ないかもしれません。 料金を気にしないのであれば、無制限のスピードモードを設定しておくことで、データ使用量に関わらず常に高速な通信を行えます。
慢性的に容量超過する人はギガホやWiFiの契約がお得! ギガホで、月30GBまで高速通信が可能で月額料金は7,678円です。 ギガライトでデータ通信量をオーバーして、スピードモードを利用した場合は、6,578円(ギガライト~7GB)+1,100円(スピードモード1GB)=7,678円になります。 つまり、1GBスピードモードを利用しただけで、ギガホを契約した方が同じ金額でデータ量が22GBも多く使えます。 また、モバイルWi-Fiの無制限プランが月額3~4,000円で契約できたりもします。1GBごとに1,100円がかかるスピードモードを契約するのであれば、モバイルWi-Fiを併用するというのもひとつの手です。 まずは、今すぐ簡単に確認できるドコモオンライン手続きについてご紹介します。 必要な手続きは、以下の2ステップだけです。
My docomoにログインする 「ご契約内容確認・変更」→「全てのご契約内容の確認」へ進む 「スピードモード」の項目をチェックする スピードモードの項目が、「ご契約中」「未契約」のどちらになっているのか確認しましょう。 次に電話の場合、問い合わせ先です。 <ドコモ インフォメーションセンター 総合案内> 問い合わせをする際には、以下の2点を手元に準備しておきましょう。 最後にドコモショップで申し込む場合は、店舗により受付時間が異なります。 ドコモ公式サイトから、希望店舗の営業時間を確認しましょう。 店頭を訪れるときは、来店予約がオススメ。予約なしだと、曜日や時間帯によって数時間待たされることも多々あります。 まずは、オンラインショップの手順をご紹介します。 ドコモ公式サイトのスピードモードのページを開く 「お手続きサイトへ」のボタンをクリックする dアカウントでログインし、必要事項を入力する 上記3つのステップで申し込みできます。 電話の場合、店舗での申し込みは確認方法と問い合わせ先は同じです。 スピードモードはとても割高なサービスなので、本当に必要な契約かをしっかりと検討してください。 ドコモ契約時に追加されていることがあるので注意! ドコモショップで新規購入や機種変更を行ったときに、スピードモードが追加されていることがあります。 便利なサービスだと誘導されたり、このサービスとこのサービスを契約してもらえば料金が安くなる、などの案内で意識せず契約してしまうケースも多いです。 スピードモードを申し込んだ覚えがない人でも、契約していないか一度確認してみましょう。...