前世代と同じようにASUS公式ストアや家電量販店、MVNO、さらにau Online Shopでも販売されています。 Qualcommのチップにおいて最も優れたパフォーマンスを引き出すSnapdragon 8+ Gen1と最大18GBのメモリ、モンスタークラスの超大容量バッテリー。 さらには6.78インチ/リフレッシュレート165Hzのビッグスクリーンを搭載することで最強のゲーミングスマートフォン「ROG Phone 6」をレビューします。 ゲーミングPCをリスペクトした見た目で、最大1,677 万色の組み合わせでグラデーションを映し出すROGロゴが配置されています。 フレームはブラックカラーで高い剛性を誇るメタル製でゲームに集中しすぎて本体を強く握ってしまっても安心。 側面には横向きで持った時にL/Rボタンやショートカットキーとして使える超音波センサーの「AirTrigger 6」、充電しながらゲームをしてもケーブルが邪魔にならない横向きのUSB Type-C端子を搭載するなど、ゲームを快適に利用するための機能が詰まっています。 スピーカーはゲームサウンドを違和感なく楽しめるシンメトリーのデュアルフロントステレオス仕様。 今作もオーディオのスペシャリストDirac社と共同で最適化されたスピーカーで音質評価のDxO Markで世界2位となる155点を獲得しているため音ゲーにも最適です。 ディスプレイはゲームの画素を失わないようにノッチでもパンチホールでもないノーマル仕様。 1秒間における画面の買い替え回数を示すリフレッシュレートは脅威の165Hz、素早いタップ操作も見逃さないタッチサンプリングレートも驚愕の720Hzです。 一般向けのZenfone 9と比べるとかなり大型。重さも239gとスーパーヘビー級です。 チップセットは2022年秋冬発売のハイエンドスマートフォンに採用されているSnapdragon 8+ Gen 1を搭載。今回レビューするモデルのメモリは16GBです。 CPUの性能を数値化するベンチマークをGeekbench 5で3回計測したところ、平均値はシングルコア1,232点、マルチコア3,765点を記録。 高性能モードにすると、シングルコア1,301点、マルチコア4,363点まで向上しました。10%〜15%の改善です。 ▼Geekbench 5 次にゲームを快適にプレイできるかに大きく関わるGPUの性能を3D Markで計測。瞬発的な描画性能を計測できるWild Life Extremeは平均2,034点を記録。高性能モードにすると2,828点まで向上しました。 申し分ない性能で高い描画性能が要求されるApexモバイルも快適にプレイできました。ゲーム中も発熱はしますが、そこまで気にならない程度。パフォーマンスへの影響はまったくありません。 ▼3D Mark – Wild Life Extreme 1つ前のSnapdragon 8 Gen 1は発熱問題を抱えていて、いずれのメーカーも対応に苦戦を強いられていました。熱をほぼ無視してハイパフォーマンスを提供するメーカーもあれば、パフォーマンスを犠牲に発熱を解消するなど対応はさまざまです。 マイナーアップデートにあたるSnapdragon 8+ Gen 1を搭載し、短時間での発熱によるクロック低下を低減する素材、30%大きくなったベイパーチャンバーと85%大型化したグラファイトシートによって中期的に発生する熱に効率よく放熱する最新の冷却システムを採用したROG Phone 6の発熱はどうでしょうか。 ゲームの長時間プレイなど、スマートフォンを長時間の操作した時の描画性能が計測できるWild Life Extreme Stress Testでは、Xモードをオンにするとベスト2,715点、ロー2,514点を記録。発熱によって92.6%までスコアが落ちる結果になりました。 ▼3D Mark – Wild Life Extreme(Xモードオン) 前世代のモデルも優秀な発熱をウリにしていましたが、実際には1時間ほどゲームをプレイすると手にしっかり熱が伝わってきて他のスマートフォンより熱を感じることもありました。 今作はベンチマークスコア上で大きな問題はなく、実際にApexモバイルをプレイしても動作にもたつきを感じることなく快適にプレイできました。発熱もまったく問題なし。同じチップセットを搭載したZenfone 9よりも発熱対策はかなり優れているように感じました。 発熱対策を万全にしたいのであれば、最も発熱する端末の背面を直接冷やす冷却ファン「AeroActive Cooler 6」も別売りで用意されています(12,480円と非常に高額です)が、個人的に不要と感じたほどです。 バッテリーは超大容量の6,000mAh。画面の明るさを最大に固定してXモードオフにしてApexモバイルをプレイすると30分で約8%バッテリーが減少しました。計算上は6時間ほどプレイできることになるでしょう。 広角レンズはイメージセンサーにソニーのIMX766を採用するなどZenfone 9と同じ仕様です。 前世代に比べて40%大型化されたセンサーで4つのピクセルを1つにまとめることでより明るくのノイズの少ない映像を残すことができるため、作例のような薄暗い室内や曇天の屋外でもそれなりに綺麗に記録できます。 ゲーミングスマートフォンは明らかにカメラを重視するようなモデルではないものの、超広角レンズとマクロレンズを搭載しています。 ASUSはゲーミングスマートフォンを普段使いにも使用して欲しいのかも知れませんが、Zenfone 9にも搭載されていないマクロカメラ(超広角レンズを使用したマクロモードはあり)は明らかに不要です。 筆者とはしては、カメラのコスト分を削減して端末価格に反映して欲しいと感じました。 以下はROG Phone 6で撮影した写真です。すべてオートで撮影しています。 本体の底面だけでなく側面にも配置された充電端子「サイドマウントポート」は、横持ちでゲームをしながら、または動画を見ながら充電しても邪魔にならず快適です。 さらに、充電しながらゲームをプレイするときに問題となる発熱を抑えるために劇的な効果のある「バイパス充電」も便利です。 バッテリーを充電するのではなく、システムに直接給電することで発熱を回避。長時間プレイする時のストレス軽減だけでなく、バッテリーの劣化にも効果があります。 Zenfone 9は側面のボタンに内蔵された指紋認証センサーで画面ロックを解除できますが、ROG Phone 6はディスプレイ指紋認証を採用しています。 左手操作する筆者のような人にとっては、できればROG Phone 6のようなディスプレイ指紋認証を搭載した機種を選択したいところです。 片手操作に難あり、ワイヤレス充電非対応、SDカード使えない、eSIM非対応など、究極のゲーム体験を得るために妥協しなければいけないものは多数あります。 しかし、前世代のROG Phone 5からの進化として、おサイフケータイとIPX4の防滴に対応するなど、スマートフォンとしても使いやすくなったゲーミングスマホです。 これまでのROG Phoneは、メイン機とは別にゲーム専用機として購入を検討する必要がありましたが、最新作は129,800円からと、メイン機として購入しても良いレベルに仕上がっています。 ゲーミングスマホとしても、日常的なスマホとしても、最高の環境で利用したい人にはぜひおすすめの1台です。 MNPなら初期費用割引 & スマホ2,480円〜! そんな方は、無料の診断を利用するのも手段の1つ! モバレコの運用する「モバレコFit」であれば、最短1分の簡単診断で、自分に合ったプランが分かるのでおすすめです。 しかも診断は無料、営業も一切ないため安心して利用できます。 スマホプランに目星がついている方もぜひ一度、活用してみてはいかがでしょうか!

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