著者もよく乗り換えの相談に乗っていますが、「今までと同じように使えるのか不安」「自分の使い方に合っているのか分からない」という声もよく聞きます。 そんな時におすすめなのがプリペイドタイプのSIMカードです。 プリペイドSIMとは、使い切りタイプ(前払い)のSIMカードのことで、「通信できるデータ容量」(容量型)もしくは「通信ができる期間」(期間型)が定められていて、購入したパケット容量分だけ通信できるカードのことです。 メリットは、SIMパッケージを手に入れたらすぐに使え、面倒な支払い情報の入力や解約手続きなどが必要ないということ。最近ではローソンなどのコンビニや空港などでも購入することも可能です。 一方デメリットは、パケットの残量が無くなったり、開通期限切れや利用期限以内にチャージを行わないと使えなくなるということです。 そこで今回はプリペイドSIMの特徴や、申し込んでから使えるようになるまでの流れ、おすすめの使い方などをご紹介します。 そんなプリペイドSIMのメリット・デメリットをご紹介します。両者を比較してみて自分の使い方に合っているか考えてみましょう。

メリット1:気軽に買ってすぐに使える

プリペイドSIMカードのメリットは何と言っても気軽に買えてすぐに使えるところでしょう。 コンビニであれば気軽に立ち寄れますし、家電量販店であれば店員さんに不安や疑問を相談することもできます。 一般的な月額料金プランのSIMカードを購入するときは、Webサイトから申し込みページに契約者情報やクレジットカードなどの支払い情報を入力して申し込み、SIMカードの発送から到着まで待たないといけません。 一方プリペイドSIMではパッケージを購入して利用開始手続きをしたらすぐに使うことができます。大まかな流れは後述しますが、この手軽さが人気の秘訣です。

メリット2:月額料金プランへそのまま乗り換えもできる

2つ目のメリットは、「そのまま月額料金プランに移行できる」という点。気になる格安SIMがあれば、まずはお試しで使って気に入ったら月額料金プランで使い続ける、といったことができます。 利用者の多い「mineoプリペイドパック」の場合、プリペイドSIMを試したあと、そのまま月額料金プランへスムーズに乗り換えることもできます。 また、プリペイドで残ったデータ容量は月額プランに移行してもそのまま引き継げるので無駄なく使い切ることができます。 一方で、プリペイドSIMの注意しておきたい点も以下に述べておきます。

デメリット1:月額料金プランに比べて容量が少ないため割高になる

月額料金プランでは1,000円前後で3GBも利用できるプランが数多く出ていますが、プリペイドSIMの場合、3,791円で2GB(IIJmioプリペイドパックの場合)と割高になってしまいます。 長く使えば使うほど月額料金プランにしたほうがおトクなので、今後も格安SIMを利用すると決めたら、早めに乗り換えるほうが良いでしょう。

デメリット2:音声通話やSMSは利用できない

現在市場で販売されているプリペイドSIMには「音声プラン」がないため、090や080を利用した音声通話およびSMSはできません。あくまでも、今使っている携帯電話との2台持ちを前提としてお使いください。 ただ、プリペイドであっても、月額料金プランに乗り換える際に「音声プラン」に変更すれば、音声通話やSMSを利用できるようになります。

デメリット3:容量を使いきったら使えなくなる

通常の格安SIMの場合、通信容量を使いきってしまうと速度制限に掛かりますが、速度制限中も一応使えます。 しかし、プリペイドSIMでは追加チャージを行わないかぎり、通信が一切行えなくなってしまいます。 追加チャージ用のクーポンカードを購入すると引き続き使えるようになりますが、このカードはネット販売されていないので店舗まで足を運ぶ必要があります。 通常の契約とは違って、細かい申し込み手続きや審査は不要なので、簡単に利用まで進めることができます。

ステップ1:通販サイト・店頭でSIMパッケージを購入する

SIMカードには、カードのサイズや通信に使用する電波(ドコモ・au・ソフトバンク)が決まっているので、自分の使う機種に合わせて購入しましょう。 SIMパッケージ購入後は基本的に返品・交換は受付できないので、SIMカードのサイズが分からなければネットで調べてみましょう。「端末名 SIMカードサイズ」と検索すれば出てくることが多いです。

ステップ2:開通手続き

SIMパッケージを購入すると、台紙に付いたSIMカードが中に入っています。 SIMパッケージには開通手続き方法が記載されており、カードの裏側に書かれている電話番号や識別番号などを指示に従って入力していきます。 例えば、mineoのプリペイドパックでは開通手続きを電話1本で行えるので、インターネットに疎い方でも簡単に開通できます。

ステップ3:SIMカードの挿入とAPN設定

開通手続きが完了したら、SIMカードを本体に挿入してAPNの設定をしていきましょう。 APNとはアクセスポイント名のことで、SIMカードを利用するには接続先情報を入力しないとインターネットに繋がりません。 キャリアで販売されている機種やMVNO事業者がセット販売している端末では、購入した時点でその設定がされているのでそのまま使うことが出来ますが、格安SIMの場合は自分で設定する必要があります。 設定直後は電波が掴みにくかったり3G通信になることが多いため、うまくLTEを掴まないときは機内モードにしたり再起動すると解決します。 それでも電波が入らない時は設定が間違えているか、使用している機種が購入したSIMカードに対応していない可能性があります。

ステップ4:利用開始

APN設定が問題なく設定できたら、あとはデータ残量もしくは利用期限のどちらか一方が切れるまで使用が可能です。 使いきった後は、データ残量をリチャージするか月額料金プランに移行すると再び使えます。 プリペイドSIMなら今使っている携帯電話を解約せず気軽にお試しできるので、まずはプリペイドSIMからチャレンジしてみることをおすすめします。 もちろん格安SIM初心者だけではなく、現在他社のSIMカードを使っていて別のSIMに乗り換える場合も、今使っているSIMカードを比較してみるなんて使い方もアリです。

クレジットカード/デビットカードを持っていない方

格安SIMでは支払い方法にクレジットカードやデビットカードしか選べない事業者が多く存在します。 前払い方式のプリペイドSIMなら現金での支払いが可能なので、クレジットカードを作らない現金主義の方や学生でも使えます。

お子様に持たせて使いすぎを防止する

「子供にスマホを持たせたいけど、毎月の料金が高いし…。」とお悩みの親御さんにもおすすめです。 キャリアではパケット定額を付けると毎月の料金が高額になってきますが、プリペイドSIMなら自分の使う分だけパケットを購入するので無駄がありません。 「まずは2GBだけ」などと決めてスマホを持たせれば、かかる料金が決まっているので安心です。

海外旅行者・国内来訪者に

プリペイドSIMが販売されているのは日本だけではなく、海外でも同じように販売されています。 技適が通っているSIMフリー端末で、対応周波数が一致したらそのまま使えます。 逆に日本への来訪者でも日本で販売されているプリペイドSIMを購入すれば使えます。旅先でもグーグルマップなどの地図が見れると安心ですね。 しかし、プリペイドSIMが登場したことにより、コンビニ等でも手軽に手に取ることが出来るようになりました。空港でも購入できるので到着してすぐに始めることができます。 コンビニで雑誌を買うような身近な存在になってきているので、今後はもっと幅広い層へ格安SIMの普及が進むといいですね。 そんな方は、無料の診断を利用するのも手段の1つ! モバレコの運用する「モバレコFit」であれば、最短1分の簡単診断で、自分に合ったプランが分かるのでおすすめです。 しかも診断は無料、営業も一切ないため安心して利用できます。 スマホプランに目星がついている方もぜひ一度、活用してみてはいかがでしょうか!

              SIM                  - 76              SIM                  - 88              SIM                  - 44              SIM                  - 70              SIM                  - 9              SIM                  - 55              SIM                  - 22              SIM                  - 10              SIM                  - 81              SIM                  - 54              SIM                  - 72              SIM                  - 72              SIM                  - 77