かつては他社キャリア宛ての場合に送信できる文字数は全角70文字とされていましたが、2019年より他社キャリア宛てであっても全角670文字が送信可能となりました。 しかし、古い機種やアプリケーションの場合は最大文字数が異なることがあるため、注意をしなければ送信エラーが起きてしまいます。 参考:SMSが届かない!考えられる5つの原因とすぐに試すべき対策法 そこで本記事では、SMSを活用する際の文字数制限や料金、送信エラーが起こった際の対処法について詳しく解説します。 本記事を最後までお読みいただくことで、SMSの文字数の仕組みや対処法について理解し、SMSをスムーズにビジネス活用することができるはずです。 実際の利用者に聞く!SMS活用ノウハウ術を徹底解説!

SMSの文字数制限は機種によって異なる

使用する機種により、SMSで送信できる文字数は異なるため、SMSを使用する前に確認しておくことが大切です。

SMSの文字数制限は機種によって異なる文字数あたりの料金SMSを配信する際は受信者側への配慮が必要送信エラーになった場合の4つの対処法文字数を表示できるよう設定件名と画像を削除する24時間待って再度送信する国内のSMS送信サービスを利用する企業がSMSを利用するならSMS送信サービスがおすすめSMS送信サービスを選ぶ際の2つのポイントまとめ

Android…最大670文字(半角1530文字)iOS…最大670文字(半角1530文字)ガラケー…最大70文字(半角160文字)

Androidの場合は、デフォルトでインストールされているアプリで最大670文字(半角1530文字)の送信が可能ですが、古い機種の場合やアプリのバージョンが古い場合には670文字を送れないこともあります。 iOSの場合も最大670文字(半角1530文字)送信できますが、iOS10.3以下(iPhone4s以前に販売された機種)やバージョンが28.3よりも古い場合には、最大70文字と制限されます。 機種がガラケーであったとしてもSMSを利用できますが、最大70文字(半角160文字)とAndroidやiOSほど多くの文字数を送信することができません。 SMS送信サービスの場合は長文送信に対応しているものが多いですが、個人の携帯電話端末から利用する場合は上記のような文字数制限に気をつけましょう。

文字数あたりの料金

SMSは受信する分には無料ですが、メッセージを送信する端末側はコストが発生するのでしっかりと理解しておくことが大切です。 大手4キャリア(docomo・au・SoftBank・楽天モバイル)の送信時に発生する料金は文字数によって異なります。 個人の携帯電話端末でSMSを利用したい場合は下記の料金表を参考にしてください。 参考:メッセージの送受信料について|NTTドコモ    SMS(Cメール)の料金と、送信できる文字数を教えてください | よくあるご質問 | サポート | au    SMS/MMS | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク    SMS | オプションサービス | 楽天モバイル また、SMS送信サービスを利用する場合、1通あたりの料金相場は15~18円程度となっております。 サービスによって料金が異なるため、SMS送信サービスの導入を検討している企業の方は、導入前に料金体系を確認しましょう。 参考:SMSには文字数制限がある?上限について説明|SMS配信サービス【SMSLINK】

SMSを配信する際は受信者側への配慮が必要

上記で解説したように、ユーザーが使用する機種によって文字数が異なるため、SMS送信をする場合には受信側つまりユーザーのことも考慮しなければなりません。 送信者側が670文字送信できるとしても、受信側の機種やキャリアによって最大70文字までしか送信できないことがあります。 顧客とのコミュニケーションツールとして効果的なSMSですが、せっかく送ったメッセージが正しく表示されなければ機会損失になることも考えられます。 機会損失を防ぐためにも、SMS送信をする際はできるだけ70文字以内のコンパクトなメッセージにするなどの工夫が必要です。

送信エラーになった場合の4つの対処法

個人の携帯からSMSを送信する際、エラーになってしまうことがあります。 スムーズなSMS活用をするためにも、送信エラーになった場合には以下の方法で改善できないか確認しましょう。

文字数を表示できるよう設定件名と画像を削除する24時間待って再度送信する国内のSMS送信サービスを利用する

文字数を表示できるよう設定

送信エラーになった際の原因の一つに文字数オーバーがあるため、エラーを起こさないように文字数を表示できるように設定しましょう。 各キャリアや機種ごとに設定されている最大文字数を上回る場合、メッセージが送信できなくなります。 そのため、文字数を意識した簡潔なメッセージを作成するだけでなく、SMS使用時に入力されている文字数を把握しておくことも大切です。 SMSを送信できるアプリでは、文字数を表示できる設定があります。

使用している端末の設定より「メッセージ」を開き、「文字数」をONにするだけです。

画像のように、2行以上メッセージを打つと文字数が表示されるようになります。

件名と画像を削除する

送信エラーの対処法として、件名と画像を削除するという方法もあります。 送信先のメールアドレスも知っている場合には、件名もしくは画像が挿入されていると自動的にキャリアメールに切り替えられて送信されるため、受け取る側がキャリアを解約している場合には送信エラーとなってしまいます。 また、iPhoneを使っている場合は、iPhone同士でメッセージのやりとりが無料で行えるiMessageの利用により通信エラーが起こる可能性もあります。 iMessageでもSMSを送ることは可能ですが、文字数が70文字以上、件名を入力、画像・動画の添付を行うと自動的にiMessageに切り替わるため注意が必要です。 さらに、iMessageに送信先のメールアドレスが入力されている場合は、自動的にキャリアメールに切り替えた状態で送信されてしまいます。 このように、件名や画像が設定されているとキャリアメールに自動的に切り替わり、キャリアの解約等の理由で送信エラーとなることが考えられるため、メッセージを送る際には削除するようにしましょう。

24時間待って再度送信する

上記の対処法をやってみてもうまく送信できない場合は、24時間待って再度送信してみましょう。 SMSは、キャリアによって1日200件〜500件程度と送信回数の制限が設けられていることがあります。 送信上限数に達すると送信規制が発生するため、余裕を持った配信計画を行うことが重要です。 また、1通あたりの文字数が全角70文字以上になる場合は、一度の送信で2〜10通分とカウントされることもあるため、一斉送信をする際には全角70文字以内に抑えるようにしましょう。 参考:ご注意事項|NTTドコモ 送信回数は24時間経つと解除されるため、24時間経過後に再度送信すると反映されるようになります。 そのため、200通以上のSMSを送信したい場合には、送信日を数日に別けることで送信エラーを起こすことなくスムーズに送信ができるでしょう。

国内のSMS送信サービスを利用する

海外のSMS送信サービスを利用している場合は、国内のサービスへの切り替えを検討しましょう。 国内携帯キャリアのユーザーにSMSを送る際に海外のSMS送信サービスを利用すると、受信者の設定する海外番号からの受信拒否により、メッセージがブロックされることがあります。 海外のSMS送信サービスは料金が比較的安いため、利用を検討される方も多いですが送信エラーの原因ともなるということを理解しておくことが大切です。 確実にSMSを届けたい場合は、携帯キャリアと直接契約している国内のSMS送信サービスにする必要があるでしょう。 参考:ショートメール(SMS)が送れない!文字数制限をチェックしよう | 【しむぐらし】BIGLOBEモバイル

企業がSMSを利用するならSMS送信サービスがおすすめ

定期的に顧客やユーザーにSMS送信をする企業の場合、SMS送信サービスの利用がおすすめです。 SMS送信サービスを利用するメリットには次の3つがあります。

システム連携ができるメッセージを見てもらえる可能性が高い到達率が高い

SMS送信サービスは、顧客情報を管理しているシステムやマーケティングツール、営業支援システムなどと連携できるものが多いため、効率よく業務を行うことができます。 また、メールアドレスとは違って電話番号は変更されにくいため、メッセージの到達率が高いです。 参考:顧客とのコミュニケーションを図るためのツールの種類と使い分けのポイント さらにプッシュ通知にしている人が多いため、内容を見てもらえる可能性が非常に高いのが特徴です。 以上のようにSMS送信サービスは利便性が高いため、サービスの導入がおすすめです。 参考:SMS送信で効果的な通知!目的別のおすすめサービス9選をご紹介!

SMS送信サービスを選ぶ際の2つのポイント

SMS送信サービスを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえて選ぶことが重要です。ここでは、2つのポイントをご紹介します。

携帯キャリアと直接接続しているか操作感や仕様を事前に確認できるか

日本の携帯キャリア端末を持つ顧客に向けてSMS送信をする場合、到達率を高めるためにも国内携帯キャリアと直接接続したサービスを選ぶのがおすすめです。 また、SMSの送信頻度が高い場合は、サービスの使い勝手がいいかどうかも重要です。 そのため、無料トライアルなどで操作感を試せるか確認をしましょう。 そのほかにも、SMSサービスによってメッセージの長文対応ができたり、URL短縮機能やアンケート機能がついているなど内容がさまざまであるため、希望する用途にあわせてサービスを選定しましょう。 参考:ショートメールの仕方一覧と、ビジネス目的のSMSの送付方法を解説 より詳細な選び方は「SMS送信サービス選び方ガイド(2021年度版)」にも解説されていますので、あわせてご覧ください。

まとめ

SMSはかつて70文字という制限がありましたが、最新の機種では最大文字数670文字で送信できるようになりました。 しかし、ガラケーやアプリケーションのバージョンが古い場合は70文字までしか受信できないものもあるため、SMSを送信する場合はできるだけコンパクトな内容にするよう配慮が必要です。 文字数オーバー以外にも送信エラーとなるケースもあるため、しっかりと対処法を理解しておきましょう。 送信エラーになった場合の対処方法として以下が挙げられます。 企業がSMSを効果的に活用する際には、SMS送信サービスの利用がおすすめです。 自社にあったSMS送信サービスを選べるよう、ポイントを押さえて選定するようにしましょう。 SMS送信サービスの選び方は「SMS送信サービス選び方ガイド(2021年度版)」に詳しく解説されていますので、利用を検討されている方はぜひ参考にしてください。 ※本記事は株式会社ネクスウェイ提供によるスポンサード・コンテンツです。

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