とはいえ、研修と一口にいってもさまざまで「どんな研修会社を選べば、より研修効果を高められるのだろうか?」と悩んでしまうのではないでしょうか。 また研修を成果に繋げるためには、研修会社の提供する内容と社員の求める内容がマッチしていることが重要です。そして研修が受けっぱなしにならないように、研修前後の社内フォローも大切になります。 この記事では、Webマーケティングの研修を行う企業を選ぶポイントだけでなく、おすすめの研修会社、そして効果を出すための方法についてもお伝えしていきます。 Withコロナ のオンラインデジタルマーケティング人材育成ツール

Webマーケティングの研修会社を選ぶポイント

Webマーケティングの研修会社を選ぶポイントを解説します。ポイントを踏まえ、自社のニーズに合う研修会社を選ぶための参考にしてください。

Webマーケティングの研修会社を選ぶポイント目的を明確にする研修はカスタマイズ可能かをチェック実施形式に柔軟性があるかWebマーケティング研修を実施しているおすすめ企業4選インソースインターネット・アカデミーWeb担当者ForumジッセンWebマーケティングの研修の効果を上げる方法研修前の事前準備をしっかりする研修後のフォローもしっかりするまとめ

目的を明確にする

Webマーケティングといっても、集客施策となるSEO対策やアクセス解析、SNSを利用した広告など様々な内容があります。 研修は、Webマーケティングの基礎知識から学ぶ初心者向けのものから、知識はあって実践してノウハウを学ぶもの、一つのことに特化した内容のものなど様々です。 企業や社員によって必要な知識や目的は異なると思いますので、学ぶべき内容も異なってくるはずです。 そのため、まずは、社員にどのような知識を身につけてほしいのかといった目的を明確にし、様々な研修会社の研修内容をチェックしてみることが重要です。

研修はカスタマイズ可能かをチェック

研修を選ぶ上で、自社の課題やニーズに合ったプログラムを作成してもらえるかどうかといった部分も重要です。 研修内容が課題やニーズと異なる場合、研修を実施することの効果が限定され、時間や費用といったリソースを無駄にすることになりかねません。 そのため、事前にしっかりと研修会社にヒアリングをし、ニーズに合ったカスタマイズができるかどうかチェックしましょう。 ただし、研修を受ける全員のレベルが初心者であれば既定のプログラムを実施すればよいため、積極的なカスタマイズは必要ないことがほとんどです。

実施形式に柔軟性があるか

研修の実施形式は、主に以下のような形式があります。 特に現在のコロナ禍においては、実施形式を集合研修から動画配信やeラーニングに切り替えるなど、臨機応変に実施形式の変更に対応できるかどうかは重要なチェックポイントです。

Webマーケティング研修を実施しているおすすめ企業4選

Webマーケティング研修を実施しているおすすめ企業を4社紹介します。 まずは各社のチェックポイントとして、下記の4点を説明しながら、おすすめポイントについても解説します。

企業の特徴研修の内容概要レベル(初心者向けか中上級者向けか)費用

インソース

インソースは、全国31,883社との取引をもつ研修会社です。 インソースの研修の特徴は、各社のニーズに合わせて行うカスタマイズの柔軟さと、現場で活用できるスキルやノウハウの習得を重視しています。 それに加え、研修前後の準備とフォローにも対応しています。 講師派遣型の研修を基本としていますが、オンライン研修の実施も行っています。オンラインの場合、受講者は、テキストとPCを見て学ぶ形式となります。 インソースのオンライン研修は、対面型研修の良さをできるだけ残し、ITが苦手という人でも受けられるよう工夫されているのがポイントです。 さらに、対面型研修のように、グループワークやディスカッションも可能です。

特長

Webマーケティングの基本的な体系を学ぶことができます。自社のニーズに応じた研修のカスタマイズ、オンライン研修が可能です。

研修の内容

Webマーケティングとは何か集客施策、Webマーケティング戦略BtoBのWebマーケティング戦略Web分析、WebマーケティングとPDCA など

研修のレベル

Webマーケティング初心者向け

費用

要問い合わせ 実施時間・回数によって異なります。

実績

年間受講者数49万人、オンライン受講者数11千人を突破しています。

おすすめの企業

Webサイトを中心に「売れるしくみ」を構築したい企業研修内で現場で実践できる実習やワークに取り組みたい企業

インターネット・アカデミー

インターネット・アカデミーは、日本有数の実績を持つWeb制作会社「IBJ」のグループで、1995年の設立以降、多くの卒業生を輩出しています。 人事担当者の要望により受講者の評価分析表を提供し、ITスキルやヒューマンスキルの成長を可視化しています。 講義以外に、受講者には復習時間が設けられます。講義だけでは理解しづらいことも、講師が適切なアドバイスを行うことで記憶の定着を図ります。 研修の実施形式は、講師による集合研修、マンツーマン、受講時間が選べる映像形式、講師派遣の4種類あり、それぞれ組み合わせも可能ですので希望に合わせて選択することができます。 研修依頼から研修実施までは、契約後すぐの受講ができるため、まずは相談してみましょう。

特長

Webマーケティング全般を学ぶことができます。自社ニーズに応じて研修内容をカスタマイズでき、集合研修、マンツーマン、映像といった研修形式を提供しています。

研修の内容

Webマーケティングの基礎知識SEO、広告運用のノウハウSNSを活用したマーケティングアクセス解析 など

研修のレベル

Webマーケティング初心者向け

費用

受講者数によって基本料金が変動します。法人向けIT研修の研修プラン提案は無料です。 厚生労働省の助成金制度を活用でき、

年度内に最大1,000万円の助成1人あたり最大50万円(大企業は最大30万円)の経費助成受講者1人1時間あたり960円(大企業は480円)の賃金助成

が利用可能です。

実績

株式会社博報堂アイ・スタジオ 新卒内定者研修株式会社日本デザインセンター 社内研修株式会社電通デジタル 新人研修 など多数

おすすめの企業

実績に基づいたWebサイト制作やWebマーケティングのノウハウを学びたい企業英語での研修を受けたい企業

Web担当者Forum

Web担当者Forumは、企業Web・マーケティング担当者のためのノウハウや様々なニュースを平日毎日更新するメディアサイトです。 Web担当者ForumはWebマーケティングに関わらず、Web担当者にとって役に立つ様々な内容の講座・研修を実施しており、費用や研修内容もそれぞれ異なります。講座によっては費用無料で行うこともあります。 Web担当者Forumの実施する研修・講座は、受講対象者に条件が設けられていることがありますので、条件等を確認し、自社のニーズに合った研修・講座を受けましょう。

特長

サイトに無料セミナー、有料講座などの情報を掲載するので、目的に合った講座を選択することができます。以前は会場でのセミナー開催がメインでしたが、近年はオンライン形式の講座もあります。

研修の内容

【オンラインセミナー】自社の課題にあった外部のWebマーケティング人材の見つけ方 〜外部Webマーケティング人材をうまく活用する10のヒント〜【ウェビナー】ニューノーマル時代の企業Web戦略とは企業のウェブ担当者に求められるマネジメントスキルを習得!【第10回 ウェブマネジメント講座】 など

研修のレベル

講座によって異なります。

費用

要問い合わせ 一部無料のセミナーもあります。

おすすめの企業

まずは無料セミナーに参加して今後の研修内容を考えたい企業サイトである程度の知識を学びたい企業

ジッセン

ジッセンは、500社以上の企業が導入しているとされる国内最大規模のオンラインスクールです。 概要~応用まで約200講座に及ぶ、様々なカテゴリーの動画で学ぶことができます。動画教材は、繰り返し確認可能です。 料金体系は、無料会員、プレミアム(月)会員、プレミアム((年))会員、法人会員の4種類です。 無料会員は、動画の視聴は一部のみとなり、2つのプレミアム会員は、すべて視聴可能ですので必要に応じて会員の種類を選択しましょう。 まずは無料会員で動画を視聴してみることから始め、自社のニーズに合うようであればプレミアム会員で利用してみるとよいでしょう。

特長

自社のニーズに合った講座を受講することができます。基本的にはeラーニングでの受講となりますが、希望すれば講師派遣型の研修も可能です。

研修の内容

【アーカイブ】Webマーケティング基礎講座無料ではじめられるWebマーケティング集客手法Webマーケティングの3C分析入門 など

研修のレベル

講座の内容によって初心者も中上級者にも対応可能

費用

無料会員 0円プレミアム月会員 4,900円(税抜)/月プレミアム年会員 49,000円(税抜)/年法人会員の場合(1社で5 ID以上の申し込み)は要問い合わせ

実績

広告代理店・事業会社(マーケティング部門・営業部門他)などへの研修提供実績があります。

おすすめの企業

自社のニーズに合わせて研修の提案をしてほしい企業Webマーケティングの担当者や新卒者の人材育成を行いたいが社内リソースが不足している企業

Webマーケティングの研修の効果を上げる方法

研修は、ただ受けるだけでは成果を上げることは難しいでしょう。研修の効果を出すためには、研修前後の社内サポートが必要です。 そこで、具体的に研修の効果を上げる方法や、研修後に社員をフォローする方法を説明します。

研修前の事前準備をしっかりする

研修前には、なぜ研修が必要なのか、その目的を社員に理解させることが大切です。目的を理解できていなければ、研修自体への関心が低くなってしまい、ただ受けるだけになる可能性が考えられます。 会社として研修を受けることで何を期待しているのか、学んだことをどのように仕事に活かしてほしいのかといったことを伝える必要があります。 研修前に社員が現時点でわからないことや解決したいこと、レベルアップしたいことなどを明確にすることも大切です。この部分を明確にしておくことで、社員の研修での学びに対するモチベーションを上げることにつながります。 また、研修を受ける上で全くの知識がない場合には、最低限の知識を社内研修で予習させておきましょう。最低限の知識を事前に身につけて研修に臨めば、研修の内容が身につきやすくなります。

研修後のフォローもしっかりする

研修後の社内フォローとして大切なポイントは、次の3つです。

振り返りの機会を作る研修内容を共有する研修による効果を評価する

研修で学んだ内容を振り返る機会を作ることで、学んだ内容を実際の仕事に活かすことができたのか、改善点はないかなどを確認することができます。振り返りをしないと普段の業務に追われてしまい忘れてしまうため、必ず振り返りの機会を作り、学んだ内容を定着させることが大切です。 研修内容は社内共有を必ず行ってください。部署やチームなど他の人と研修内容を共有することで、学んだ内容を整理することが目的となります。受講者自身が研修内容を理解していなければアウトプットできないため、共有することを前提としておけば必死に学ぶことにもつながるでしょう。 最後に、研修を受けた受講者の仕事への変化に対して、上長が評価するようにしてください。評価につながることで受講者の意識が変わり、業務に活用する前提で学ぶようになります。

まとめ

数多の研修会社の中から選ぶためには、研修の目的を明確にすること、研修内容をカスタマイズできること、実施形式の柔軟性の3つのポイントを覚えておきましょう。 重要なのは、研修前後の社内フォローです。研修を受ける目的を理解させ、最低限の知識を身につけさせれば、研修で得る知識がインプットされやすくなります。 研修後は、学んだ内容の復習や、周囲との共有、アウトプット、最後に仕事に活かせれたかどうかの上司による評価が大切です。 研修はただ受けさせるだけでは意味がありません。研修内容を実際の仕事に活かし、成果につなげられるように努めましょう。 Withコロナ のオンラインデジタルマーケティング人材育成ツール

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